第0章:勉強が嫌いになる日




なぜ勉強が嫌いになるのか

はじめにあなたに質問します。勉強は好きですか。嫌いですか。

嫌い、苦手ならさらに質問します。いつから嫌いですか。苦手になった時のことを覚えていますか。

きっと、覚えていないですよね。というよりは、「いつの間にか嫌いになっていた」と言うほうが正しいかもしれません。

ただ、今は勉強嫌いなあなたも含め誰も皆、もともとは勉強が好きだったはずなのです。

あなたは生まれてから、ずっと学び続けてきました。ハイハイができるようになり、ご飯を一人で食べられるようになりました。言葉を話せるようになり、足し算、引き算ができるようになりました。お父さんやお母さん、先生に褒められると、うれしくて、またがんばろうって学び続けてきました。

誰だって最初は学ぶことが好きだったのです。

でも中学、高校と成長するに従い、学ぶことが嫌い、苦手になる人が増えてきます。この変化はいつから起こるのでしょう。

勉強でつまずき始めた時です。

学年があがるにつれて、勉強することが多くなります。さらに学校の授業も複雑かつ分かりにくくなり、どこかで初めてつまずきます。その時、「まあいいか」と思い、放置してしまいます。しかし、そこが分かっていないと、次もつまずきます。そして、いつの間にか、分からないところだらけになってしまうのです。

時はすでに遅く、どこから手をつけたらよいのか、克服方法もわからず、途方に暮れてしまいます。その間にも学校や塾の授業はどんどん進みます。テストは容赦なくやってきて、その点数を見た先生やお父さんお母さんは機嫌が悪くなります。

そして、いつからか 勉強が嫌いになっているのです。

もし最初につまずいたあの時、乗り越え方を知っていれば、放置せずコツコツと学んでいたはずです。わからないところを積み重ねることなく、勉強嫌いになることなく、今も学び続ける習慣がついていたかもしれません。

むしろ、この記事を読んでいる今も、現状どうにかしないといけないと思いつつ、手を出せないでいるのは、 学び方、勉強の方法を知らないからかもしれません。

そうです。きっとあの時も今も、あなたが前に進めず、つまずいている理由は、単純に勉強のやり方、勉強道具の使い方を知らないだけです。勉強方法という武器さえ身に着ければ、どんどん自分で前に進むことができるのです。

勉強方法は壁を登るためのひっかかり

勉強方法とはボルタリングでいうひっかかりのようなものです。たとえば、全く何もない高くそびえる壁を想像してください。

登れますか。

登れないし、登りたいとも思わないですよね。これが勉強方法がない状態です。一方、ボルタリングのようなひっかかりがたくさんある壁はどうでしょう。

登れそうだし、登りたくなりますよね。

つまり勉強方法というひっかかりがあれば、自然と手足をかけ自分で壁を登っていけるのです。最初につまずいた時、そして今あなたに必要なのは、塾でも家庭教師、小手先のテクニックでもありません。

あなただけの勉強方法です。

さあ、すこし興味をもっていただけたでしょうか。ではここから、あなたに100%合う勉強方法を生み出すための「勉強方法の型=ペンペン先生の勉強方法」をご紹介します。いいですか。型ですよ。型ということは、

「ペンペン先生にとっては完成された方法でも、あなたにとっては、まだ完成していない方法」ということです。

なぜ、あなたにとっては未完成の勉強方法なのか

世の中たくさんの勉強方法が紹介されています。 本も出版されていますし、インターネットにも勉強方法の情報は溢れています。

でも、なぜ、「勉強方法が分からない」という人が多いのでしょうか。

それは「紹介されている方法はあくまでその人にとって100%合うものだから」です。勉強方法は人によって異なります。10人いれば10種類の方法があります。それは一人一人、目標や性格、得意不得意、ベースの能力などが異なるからです。

「英語の点数が劇的にあがる方法」は「“著者が成功した”“著者にとって”英語の点数が劇的にあがる方法」です。著者が100人いて100冊あったら100通りのやり方があります。だからこそ、そうした方法が紹介された本やネット情報が溢れているのです。 この中にはあなたに100%当てはまる方法などありません。

なので、読むだけでは当然意味ありませんし、そのまま真似するだけでは「合わない」と感じ、途中でやめてしまうのです。

ではどうすればよいのでしょう。

その紹介されている方法を一つの型として受け入れ、実践し、自分のオリジナル方法へと変えていくプロセスが必要なのです。

最初は、だれかにとって100%合う方法を型として参考にし、真似から始めます。でもその方法はあなたにとって完璧ではありません。まだ未完成です。その方法を実際に使いながら、しっくりくる部分はそのまま活用し、うまくいかない部分は修正するなどを継続して、初めて自分に100%合う方法へと育て上げることができます。

粘土のようなものです。

すでに存在する誰かの方法はある程度形の整っている粘土の型です。でもあなたはあまり綺麗な形とは思えません。その粘土の型を実際に触り、硬いところと柔らかいところを見極めながら、時には水をつけて、やわらかくして形を変えていく。コネコネとコネ続けて、自分の理想とする形に作り上げます。

これこそが、まさに勉強方法の確立する流れです。自分だけの方法というのは、見つけるものではありません。育て作り上げるものなのです

ではこれから、あなたに粘土の型をお渡ししていきたいと思います。

🐧










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