第5章:復習のやり方




復習と予習どっちが大切?

 

予習と復習。

よく聞く言葉ですね。

 

勉強において両方とも大事な学習です。

 

 

皆さんは、予習と復習、どちらにどのくらいの時間をかけていますか?

 

おそらく多くの人は予習に時間をかけているでしょう。

 

学校の宿題で予習は定番ですし、何より新しいことを勉強する方が楽しいからです。

 

 

では少しテーマを変えて

 

本当の実力がつくタイミングはいつなのでしょうか。

 

 

それは、実は新しいことを学んだ時ではなく、

 

新しく学んだ(インプットした)ことを、繰り返し復習し、自ら積極的に実践できる(アウトプットできる)ようになって初めて実力がアップします。

 

 

よく言う、「本を読んだだけでやった気になっていては力がつかない」のと同じです。結局学んだことを実践できなければ力はついているとはいえません。

 

さて、最初の質問に戻ります。
今あなたは予習と復習、どちらに時間をかけていますか。

 

これからは

「予習より復習に時間をかけましょう!」

 

理由としては、さきほど言いましたように、力がつくとはアウトプットできるということで、そのためには、復習の過程が必須であるからです。

 

さらに予習は、相当な労力と時間が必要になります。一方、復習は一度学んだことなので、同じ時間で何度も繰り返すことができます。

 

つまり同じ時間、労力でより効率よく行える学習が復習なのです。

 

何度も言います。

予習より復習に時間をかけてください。

 

それでは復習について説明していきますが、復習には以下の表のとおり
3つの種類があり、それぞやり方が異なります。

 

 

単純に同じ問題を、何も考えずやればいいというものではありません。
また毎回解答を紙に書く必要もありません。

 

効率的な学習である復習を、より効果的にする型を今からお渡しします。

 

 

 

学校の内容の復習方法

 

第1章:学校の使い方】を読んでいない人は、まず第1章を読んでください。

 

先に読んでください
第1章:学校の使い方

 

学校で分からないところに印をつけていますよね。

 

学校の内容の復習では、この分からないと印をつけた部分を中心に復習していきます。

ポイントは三つです。

 

①理解することに全力をそそぐ
②優しい参考書、インターネットを使用(駆使)する。
③理解するのに有用だった情報、調べた内容をメモしておき、1ヶ月後に見てもすぐ理解できるような形に残しておく

 

せっかく調べて理解したと思っても、何も形に残しておかなかったら1ヶ月後同じところを見た時に、確実に理解しているとは言いがたいですね。

 

むしろ忘れている可能性が高いです。
1ヶ月後見てもすぐに思い出せるようなメモをとっておきましょう!
そして理解した後は早速問題学習に入りましょう。

 

★学校ですでに理解できたことはすぐに問題学習に入りましょう。

 

 

 

 

問題学習の復習方法

 

 

問題集を使うのは、問題学習や応用力をつける学習の時ですね。

 

問題学習で使った問題集でも、応用で使った問題集でも
フローチャートとポイントがすでに書いてありますね。

 

フローチャートとポイントを作る理由は2つあります。

 

1つは全体の内容を簡単にシンプルにまとめることで、問題を分析しやすくするためです。

 

さらにもう1つ理由があります。
それは【復習の時間を短くするため】です。

 

フローチャートは復習を効率よく行うための道具なのです!

 

 

1つの問題の全てが、フローチャートとポイントに凝縮されています。
フローチャートは解き方の流れでポイントはその中でも核となる内容です。

基本的に解き方のステップ、流れが分かれば、計算ミスや、何かのミスをしない限り間違えません。

 

即ち、ある問題を見て、フローチャートとポイントをパッと思い出すことができたら、その問題は身についた、解けるということになります。

 

 

 

1分間の法則を意識せよ

 

さて実際に復習していきますが
守っていただきたい大事な法則があります。

 

【1分間の法則】です。

 

問題を見て、1分かけてフローチャートとポイントを思い出してみましょう。
もちろん最初から完璧に思い出せなくてもよいです。

 

しかし、必ず1分間は思い出す努力をしましょう。

 

1分の思い出す努力をせずに、復習資料を見てしまうとなかなか頭に定着しません。

 

1分程度、自分に負荷をかけましょう。

その後、メモしてあるフローチャート、ポイントを見て思い出せたかどうか確認し、問題の解答全体を眺めて、具体的な解き方の流れをチェックしましょう。

 

これだけでよいのです。これを何度も繰り返していきましょう。
繰り返し方はエビングハウスの忘却曲線に合わせてやってもいいですし、3日間続けて繰り返しても構いません。

 

それは自由です。

 

最終目標は問題を見て、フローチャートをポイントをパッと思い出せること。そのために、エビングハウスの忘却曲線を利用しても、しなくても構いません。

繰り返すことが大事です。

 

 

 

解くときには律速点を分析しよう

 

1分間の法則で繰り返して、ある程度、フローチャート・ポイントを思い出せるようになってから、

 

初めて実際に問題を解き直してみましょう。
この解く段階でチェックしてほしいことが律速点です。

解いている中で方針はわかっているのに、なぜか詰まってしまった。
そんな律速点をしっかり分析して、どんどんメモしていきましょう!

 

 

 

 

テストの復習方法

 

 

テスト受けた後は必ず復習してください。

テストは何のためにあるのか?

それは現時点での穴を発見するためです。 しっかり復習しましょう。
復習のポイントは2つです。

 

 

 テスト全体の反省

 

テスト全体的に良かったこと、ダメだったことを考えましょう

例えば、時間配分、ミス、テスト前日の過ごし方、テスト勉強のペース(テスト1週間前からの準備)などです。

これらの項目を振り返って、次のテストではどのようにしていくか。
毎回のテストを利用して、試してみて、最も点数がとれる方法、ペースなどを見つけていきましょう。

 

 

科目別の復習

 

さて、国語、数学、英語など科目別に復習するのは本当に大変です。
復習しようとしても、量が多いから、なかなかできなくて、そして溜まってしまう。

 

では・・・時間があまりないから・・・
ささっと答えを見て解き直して、はい終了。

 

ダメでーす!!!

だって、1ヶ月後、1年後、解けますか?その問題を半年後もう一度やってと言われたら。。。

 

おそらく解けないと思います。

 

ちゃんと自分が間違えた問題は分析して残しておかないといけません!

 

でも、1問1問丁寧に復習するのもかなり時間がかかりますよね。
どうしましょうか。

 

 

まず一つだけやりましょう。

 

「間違えた問題を見返しながら、テスト中に考えていたこと、どうしてこの答えを書いたか、選んだか根拠をメモしておく。」

 

これだけ当日にやっておきましょう。

 

 

間違えた問題は以下2種類に分けることができます。

 

 

【①:理解できず解けなかった、指一本出せなかったもの】

このタイプの間違え方は、単純に問題学習が足りなかっただけなので、フローチャートとポイントを書いて、復習したらよいだけです。

 

【②:考え方が間違っていた、自分が正しいと思っていたプロセスが間違っていたもの】

このタイプの間違え方こそ、すぐに修正しなければならない重要な問題です。
ある問題に対して間違ったアプローチ、解き方が現れているということです。
間違った考え方を修正しなければ、いつまでも同じ間違えをする可能性が高いです。

 

 

従ってテストが終わったらその日に必ず、

 

テストを解いている時に考えていたことを思い出して、どういうプロセスでその解答に至ったかをメモしておきましょう。

 

 

そして、その日から、1日1問ずつ丁寧に見直していきましょう!
約1ヶ月で復習が終わります

いいですか?

復習はその日のうちに終わらさなければならないということはありません。

 

じっくりかけましょう。

 

では1問1問をどのように復習していくのでしょうか。

 

 

①の間違え方の場合

このパターンは、問題が解けなかったというより、知らなかったことが原因なので
問題学習をしましょう。フローチャートとポイントです。

 

 

 

②の間違え方の場合

最初は解き進めていけたが、途中で間違えた、もしくは解き方を誤ったパターンです。

この問題は問題学習で勉強したのにも関わらず間違えたものなので、律速点を分析する必要があります。

律速点の三点分析を行います。

 

 

【律速点の三点分析】
①どこで何をつまったのか、具体的に何がわからなかったのか。(問題の明確化)
②なぜつまったのか、解いた時は何を考えていたのか(現状分析、評価)
③ではどうすれば良いのか。次からはどうすることで律速点をのりこえルのか(改善策)

 

これらを分析し、いつも通りメモしていきましょう。

 

 

 

復習は自分で作らなければ存在しない時間

 

 

予習の内容、範囲は後々学校や塾で学ぶことです。

後で受け身的に学べるところを、わざわざ自ら必死になって先取りするのは時間がもったいない。

 

それより自分から積極的に行わなければ、やることのない復習こそ、一番時間をかけてください。

 

学校も塾も復習の時間は作ってくれません。

 

新しいことを学ぶ時間はたくさんありますが、一度学んだことを繰り返し学びなおす時間は作ってくれません。

 

 

復習時間は自分で作らなければ、存在しない時間なのです。

 

慣れると、非常に短い時間で学習することができます。
隙間時間にできるようにもなります。

 

復習中心の学習に変更し、力を着実につけていきましょう。

 










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です