【原稿公開】第3章(4)自分に合う著者を見つけろ




 

目次に戻る

 

理解型参考書は分類した四つの中でも最も見つけるのが難しい種類の教材です。さらに使う人は「学び始めに躓かない」、「苦手科目の克服」などを目的としており、分かりやすさを重視します。従って、理解型参考書は自分に合うものを確実に選びたいところです。

そこで、比較的高い確率で自分に合う理解型参考書を見つける方法をご紹介します。過去に使いやすいと感じた参考書の著者に着目するやり方です。その著者が出版した教材を片っ端からチェックするのです。

 

 

理解型参考書は様々な要素で構成されています。語り方、説明の仕方、文章と図の比率、スピード感、全体構成、雰囲気。こうした多くの要素も含めて自分に合う教材を選ぶことになります。そして参考書の要素にはある原則が存在します。「著者が同じであれば参考書の構成要素はほとんど同じ」という原則です。

上記のような参考書を構成する要素は著者の特徴が強く反映されます。従って、著者が同じ教材であれば、構成要素が大きく異なることはありません。この原則を利用すればよいのです。即ち、使いやすいと感じた教材があれば、その著者が出版した他の教材も自分に合う可能性が高いということです。

 

 

例えば私の場合、英語の竹岡広信先生が自分に合う著者にあたります。

私が竹岡先生と出会ったのは高校2年生のころ。この時期は少し中だるみしており、さらに英語に対し苦手意識を持っていました。どうにか現状を打開しなければと思い、京都の某有名予備校の夏期講習に参加しました。そこで竹岡先生の講義を受けた時が初めての出会いでした。竹岡先生の講義を受けた私は衝撃を受けました。「これまで自分が受けてきた英語の授業ってなんだったんだ。これこそ本当の英語の授業じゃないか」と、一心不乱に授業を聞きメモをとりました。

 

 

竹岡先生の授業スタイルと講義内容が全て自分に合っていたのです。

それから地元に帰り、すぐに竹岡先生が出版している教材を全て購入しました。センター試験、英文解釈、英語長文、単語帳。全てを竹岡先生の教材で揃え勉強しました。すると不思議なことに、どれも読みやすく、自分に合う教材ばかりだったのです。英語の教材は使いにくいものが多く、困っていたところなので、涙が出るほど嬉しかったです。それからというもの、竹岡先生の教材を信じ、何度も繰り返して英語は瞬く間に成績があがり、得点源にもなりました。なにより英語が好きになったのです。もちろん大学生、社会人になってからも竹岡先生の新しい教材は必ずチェックしています。竹岡先生のような自分に合う著者は他にも何人かいます。これらの著者が出版した教材は全てチェックしましたが、案の定自分に合う教材ばかりでした。

どうしても良い参考書が見つからない場合は、過去に使いやすかった参考書の著者をインターネットで検索し、著者が出版した他の教材を手に取ってみましょう。そうすれば、良い教材が見つかることはもちろん、自分に合う教材の要素も明確にできるかもしれません。

 

目次に戻る

 










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です