「やる気がでない時、日課を活用せよ」を分析




勉強のやる気がでないとき、みなさんはどう対処していますか。気分転換をしてから勉強する。短時間だけ勉強して、もう終える。そもそも何もしない。いろいろあると思いますが、参考にした「シンプルな勉強法」では、下記のように方法を紹介しています。

 

・どんなに疲れていても取り組める簡単なことを日課にしておくことで、ちょっとでも勉強へ向かうハードルを下げることをオススメします。たとえば、数学の問題を必ず1問解くなどと決めておくのです。

・何よりも大事なのは、自分から勉強を遠ざけないことなのです。

 

実はこれ、非常に大切な方法です。なぜなら、1日でもやらなければ、実力が落ちてしまう科目や力があるからです。英語とか典型例ですね。速読力やリスニング力、計算力もそうです。これらは、1日でもスキップしたら、すぐに衰えてしまうちょっと特別な力です。一方、毎日少しでもやれば、維持もしくは向上を狙えるものでもあります。したがって、どれだけやる気がなくても、少しは手をつけられる工夫をしなければなりません。そのひとつとして、「シンプルな勉強法」では、上記のようなやり方を紹介していました。

 

 

ではこの方法を分析してみましょう。これは「人間の習慣化」が大きく関わっています。小さな日課というのは、小さな習慣化です。この習慣化をいかに確立できるかが鍵になるようです。ただ人はなかなか物事を習慣化することが難しい生き物です。好きなことならまだしも、勉強のような抵抗のあるものを習慣化するのは、かなりハードルが高いです。そこで習慣化しやすくする方法をご紹介したいと思います。それは、場所や時間などを活用し、自分なりのルールを作ることです。

人間は場所や時間に役割を与えるアフォーダンス理論という性質をもちます。ボタンを見ると、押したくなる衝動。あれです。ベッドに入ると眠くなるのもアフォーダンス理論です。さっきご飯たべたばかりなのに、12時になるとなぜかお腹が空く。これもですね。このように、人間は時間や場所にある一定レベルで支配されている生き物である。この考えをアフォーダンス理論といいます。そして、この習慣が確立される理由は、時間や場所に役割を与えて、行動を伴わせ続けた結果だからです。

 

 

つまり、ボタンはあのような出っ張りを見て、これまで押し続けてきたから、押したくなるのです。ベッドでずっと寝てきたから、ベッドに入ると眠くなるのです。12時になるとご飯を食べ続けてきたから、お腹がすくのです。ベッドでずっと携帯をいじっていたら、そのうちベッドに入っても眠気が来なくなります。これも人間の特徴であるアフォーダンス理論が影響しているからです。ベッドを「寝る場所ではない」と体が覚えてしまったんですね。

さて習慣化の話に戻りましょう。このアフォーダンス理論を利用すれば、比較的簡単に勉強の習慣化を確立することができます。それが、自分のルールを作ることです。例えば、「電車にのったら絶対に英単語をする」などとルールを作るのです。すると、最初はもちろん若干意識的にやらなければ、なりませんが、続けていくうちに、電車にのって英単語をやらなければ、何かムズムズする状態になります。こうなれば、習慣化成功です。つまり、電車は英単語をやるところと体が覚えたんですね。他にも、「椅子にすわったら必ず英単語をする」でもいいですし、「スターバックスに行ったら必ず数学を1問解く」でも構いません。

 

 

時間や場所に自分なりの勉強のルールを作る。

それをしばらく続ければ、容易に習慣化することができ、冒頭でお話したやる気が出ない日でも、最低限の勉強はできるようになります。その積み重ねが最後は結果に現れてきます。

やる気のある今のうちに上手に習慣化をして、備えておきましょう。










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