『暗記物はパズルにしてしまう』 金城大学 医療健康学部 理学療法学科 : 松村 清花




 

彼女の笑顔からはどこか強い芯が感じられる。

 

プロサッカー選手、本田圭佑の出身校でもある、石川県の星稜高校出身だ。

彼女は今、理学療法士に向けひたむきに勉学に励み、悩み、努力をしている。
そんな松村さんはどんな受験生活を送っていたのだろうか

 

【基本情報】

・出身校:星稜高校
・高校部活:なし
・合格大学:金城大学理学療法学科(現在)、金沢学院大学管理栄養学科
・大学で夢中になっていること:グループホームでのバイト
・趣味:音楽を聴くこと、映画を見ること
・自分の性格:明るい、話すのが得意
・高校時得意科目:英語や数学
・高校時苦手科目:社会
・高校時平日の勉強時間:2時間
・高校時土日の勉強時間:10時間
・通っていた塾:STUDY BANK
・受験勉強で大切にしていたこと:オンオフの切り替え

 

 

 

 

バイトは普段の学習を実践する場

 

――今大学生活はいかがですか?

 

松村:ぼちぼち楽しくやってます(笑)。結構普段忙しくて。あ、勉強もちゃんとやってますよ!

 

――ぼちぼちね(笑)普段ってどんな勉強をしているのですか?

 

松村:いろんな科目ですね。解剖学、生理学、精神学・・・結構あります。

 

――バイトや部活はしていますか?

 

松村:今、富山県南砺市にあるグループホームでバイトをしています。それが楽しくて楽しくて!夢中です!

 

――え?富山まで行くんですか!?

 

松村:はい!隣の県ですが(笑)。楽しいからいいんです。

 

――どういうところが楽しいんですか?

 

松村:実践できるからです。普段学習していることは、机の上であり教科書に書いてあることです。なので今の時点ではなかなか実践できる機会がありません。そこでグループホームで、その日に学んだことを実践してみようと思うようになりました。すると、頭で考えるよりも体で感じることができ、普段の勉強がさらに加速します。
だから楽しいです!

 


バイトを実践の場として活用している。
このひたむきさに彼女の覚悟と芯の強さが表れている。
しかしそれは高校時代から変わらないようだ。

 

 

 

覚悟をもって入学しないと少し大変かも・・・

 

――金城大学理学療法学科の特徴は?

 

松村:1年生のときから実習があって、空きコマがかなり少ないです。つまり、みっちり授業が入っています。
この大学は入学してからしっかり勉強していかないとついていけなくなります。比較的大変です。私も必死についていっています。

 

――なるほど・・・どういった人におすすめな大学ですか?

 

松村:確かに大変ですが、その分多くのことが勉強できて、国試合格率も高い大学です。本当に理学療法士になりたい人にはオススメです
だから覚悟もって入ってきてください(笑)
そういう姿勢の人は入学してからものすごく成長すると思います。

 

――入試の特徴はありますか?

 

松村:入試の特徴は全体的に優しめです。
いかに解くかというより、いかにミスをしないか。
英語のテストでも大問1は日付の単語を書くとかその程度です。
出題傾向は毎年あまり変わらないので、過去問から同じような問題が出ます。また私立大学なので、同じ学部で3回受験することができます。
センター利用もあるので、合計4回ですかね。チャンスがある。
そのどれかに受かればいいので、気持ち的にはやや余裕ができます。

 

――それぞれの科目の難易度は?

 

松村:英語は最後の長文が読めないとやはり厳しいので長文の対策は必要です。他の科目はそんなに難しいとは思いませんでした。

 

――本番はどうでしたか?

 

松村:手応えとしては英語は7割。国語は6割、数学7割程度とれた感じでした。英語の最後の長文が難しめでした。
全体的に時間はやや足りなく、数学は時間ギリギリでした。

 


image by kinjo.uni

 


 

科目としては絞られている。センター利用もあり、7割程度は必要だそうだ。

3~4回のチャンス
難易度はやや易
入学後の国試合格率は高い

入学はしやすいが、入学後が厳しい。国試が必要とする学部としては勉学をいかに継続していくかが大事であり
高校生までの科目は医療関係においてほとんど使うことがないため、改めて大学入学後の勉強が必須だ。

そんな学部にとっては、このような大学が適しているのだろう

 

 

とにかく過去問をやること!!

 

――金城大学理学療法学科受験を攻略するポイントは?

 

松村:さきほども言ったように、そこまで難しい問題は出ないと思います。
また毎年傾向は似ているので、過去問をとにかく分析して、類題を解くことが大切です

 

――金城大学理学療法学科受験を攻略する参考書は?

 

松村:数学は黄色チャートの例題をやれば十分です。おそらく満点はとれるでしょう。黄色チャートは解説がしっかりしているし、自分で勉強を進めることができます。だいたいの問題パターンも網羅されているので、非常に結果につながりやすいです。

 


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松村:現代文は過去問でも結構難しかった印象があります。なので対策は非常に大切。選択問題と記述問題なので、記述対策に時間をかけたほうがよさそうです。英語はシステム英単語で十分ですが、大問1にはシステム英単語に出てこないような単語を記載する問題が出ます。

 


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松村:全体的にいかにミスが少ないか、とれるところでとれるかが勝負になってきますので、日付、色などの英単語のスペルはチェックしておいたほうがよいでしょう。また長文もありますので、長文にはしっかり慣れましょう。私は「やっておきたい英語長文500」を使っていました。
レベルに合わせて問題がとけるので、使いやすかったです。

 


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――それでもやはり過去問が一番ですか?

 

松村:はい。何より優先して過去問を分析してください。どの学校でもそうですが、まずは入試の分析から始めましょう
とにかく過去問を沢山して問題形式とパターンになれることが大切です。

 

 

 

なかなか覚えられないものはパズルにしてしまう

 

――自分がこだわっていた勉強方法はありますか?

 

松村:勉強方法というよりは、これは習慣ですが、勉強するってなったらまずは単語からやることにしていました。

 

――単語から始める?なぜですか?

 

松村:やはり、最初はまだ頭が働いていないことが多いです。なので、まずは単語から始めて頭を勉強モードにすることから始めます。
すると集中力も上がりやすく、次の勉強にもスムーズに移行できます。

 

――あー!それは良いやり方です。よく「長時間集中力を保つためにはどうすればいいですか?」と聞かれるのですが。人間の集中力はMAX90分です。だから大学の授業は90分なのです。

 

松村:なるほど・・・え?むしろ90分も続くんですか?

 

――MAXですよ?僕は30分しか集中力は続きません(笑)

 

松村:あぁ、そうか(笑)

 

――人間は休憩が必要な生き物です。そして集中力を保ちたいという人は、できるだけ長時間集中して勉強をしたいということですよね。しかし人の集中力はMAX90分。ではどうするか?集中力が保たれている合計の勉強時間を増やしたらよいのです。つまり、休憩を何度もいれるけど、休憩が終わったらすぐに勉強モードに切り替えるという、集中力をMAXまで上げていく時間を最短にできたらいいのです。

 

松村:なるほど。

 

 

――暗記とかどうしてるんですか?

 

松村:なかなか暗記することも苦手なんですよね。これは大学の勉強ですが、
「Aという病気はBという症状があり、Cという薬を使う」という組み合わせがたくさんテストに出るのですが、それが覚えられなくて。
紙にたくさん書いて覚えようとしても、時間がかかりすぎるし、手が痛くなる。

そこで・・・

 

――そこで!!!?

 

松村:パズルにしました!

 

――パズル!?

 

松村:はい。「Aという病気はBという症状があり、Cという薬を使う」ということを覚えるときは、AとBとCのカードを作って、毎日Aを見たら、BとCのカードをその横に置く。
同じように、DをみたらEとFを置くというように、パズルにして、繰り返しました。するとものすごく覚えやすくなりました。

 

――なるほど!!素晴らしい。暗記や学んだことを身に着けるためには、一回を長く勉強するのではなく、一回の勉強を短くして、それを何回もくりかえすという方法が重要です。
つまり、短い時間でいかに復習を繰り返すことができるかが勝負になります。でも短時間で復習を繰り返すためには、一回の復習を簡単に短い時間でできる準備が必要です。そこでパズル!!パズルにすると、もちろんパズルを作るところは少しだけ時間が必要ですが、その後は書く必要もないですし、組み合わせるだけなので、3秒くらいで復習できますね。しかも持ち運びできるので、どこでも復習可能。

 

松村:そうなんです!

 

――そのやり方はものすごく効率のよい勉強の方法です。もちろん小中高の子たちも活用することができますね!!

 

松村:はい♪

 

――ノートはどのようにとっているのでしょうか?

 

松村:ノートは、とにかく書き殴ります。基本的にノートはきれいに書きません。大事なことは授業中に先生が言った言葉とかにあるので、それをしっかり書いています。

 

――そうですね!ノートはきれいに書いて満足してしまいやすいものなので、注意が必要ですね。

 

 

――普段はどこで勉強しているのですか?

 

松村:基本的には学校や、図書館でやりますが、それ以外はリビングで勉強をします。
ここでも工夫していることがあって、
私は、静かすぎたり、うるさすぎたりすると集中できない性格です。
なので、図書館でもカフェでも勉強がなかなかできません。
そこでリビングで勉強し始めたのです。

 

――なぜですか?

 

松村:リビングだとテレビをBGMとして流せるからです。
ここでポイントは音をものすごい小さくして、さらにつける番組はゴルフとか自分の興味のないものにしておきます。すると
静かすぎず、うるさすぎない、心地よい空間になり、勉強がはかどります。
自分が知っている番組だと、どうしても少し見てしまいますが、ゴルフだと絶対に見ません(笑)。まったく興味ないからです。
勉強ではいかに心地よい、集中できる空間を作れるかが、集中力にも影響してきます。自分に最も最適な学習環境を見つけると、勉強はむしろ楽しくなりますよ♪

 

――図書館で勉強するときはどうしているのですか?

 

松村:図書館は静かすぎるので、イヤホンをして雨の音を流しています。

 

――確かに今はスマートフォンでいろんな音が無料で聞けますよね。

 

松村:はい。そういった、自然の音は心が落ち着くので、勉強にもってこいです!!!

 

――では最後に後輩に一言お願いします。

 

松村:この学部は入ってからがとても大変ですが、しっかりと勉強できて国試合格率もいい学校なので、本当に理学療法士になりたい人にはおススメです。
ぜひお待ちしています。

 


 

これほどまで、自分を知り尽くし、自分に合った勉強のやり方、環境の設定を分析して実践していた高校時代。

今の勉学への姿勢の源になっているにちがいない。
何度見ても笑顔が絶えないインタビューだった。

将来一緒に働くことができる日を楽しみにしながら、私も頑張ろうと思えた時間だった。

 

 

【金城大学 医療健康学部 理学療法学科合格への参考書、勉強方法まとめ】

 

【参考書】

やっておきたい英語長文500
システム英単語-駿台受験シリーズ
新課程チャート式解法と演習数学1-チャート研究所

 

【勉強方法】

・勉強を単語から始めて少しずつ頭を勉強モードに切り替える
・ノートは書き殴り。板書に書かれていること以外の先生の言葉などを書く
・暗記するときはパズルを作って、繰り返す負担を軽減させる工夫をする
・リビングで興味のない番組を小音で流すことで、適度な学習環境を作る










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