『患者さんを一番に考える』 金城大学 医療健康学部 理学療法学科 : 猪村 奈那




 

患者さんの気持ちをくみとれる理学療法士になりたい

 

ひたむきに理学療法士(PT)への道を突き進んでいる猪村奈那さん。
マイペースなところはありつつも、根底には強い芯をもっている。

何よりも患者さんのために。

強さとやさしさを兼ね備えた彼女は、いったいどんな高校時代を送ってきたのだろうか.

 

基本情報

・名前:猪村奈那
・出身校:星稜高等学校
・高校の部活:バドミントン
・合格大学:金城大学 医療健康学部 理学療法学科
・今大学で夢中になっていること:PTとしての実技練習、介護のバイト
・大学のサークル:してないです。
・性格:根性はある。マイペース。
・趣味:歌をきくこと。お笑いをみること。
・高校時得意科目:国語
・高校時苦手科目:英語
・高校時平日の勉強時間:2時間
・高校時休日の勉強時間:5時間
・高校時の通ってた塾:なし
・好きな言葉:笑顔、謙虚

 

 

 

 

立てなかった患者さんが立って歩いたときには感動した

 

――今日はよろしくお願いします。

 

猪村:こちらこそお願いします。

 

――大学では何の勉強しているんですか?

 

猪村:理学療法です。理学療法士という職業を目指して勉強しています。一般的にPTと言われますが、Physical therapistの略です。

※以下理学療法士をPTと表記します。

 

――いやー。私も本当にPTさんにはお世話になっています。
ご高齢の方は病院に入院するだけで筋力が落ちたりするので、病気が治っても、長い入院によってもとの生活ができる体力がなくて。なかなか退院できなかったり、施設に行くことになる患者さんが多いです。
そんなときにPTさんにはいつも相談しています

 

猪村:そうなんですか?それは私も頑張らなくては(笑)

 

――奈那さんはどんなPTさんを目指しているんですか?

 

猪村:患者さんの気持ちをくみとれるPTになりたいです。PTという職業は患者さんとの信頼関係がとても大事だと大学の先生や見学へ行った先のPTの先生によく言われます。
患者さんの事を1番に考えてリハビリテーションを行いたいと思っています。

 

――本当に。奈那さんはPTの鏡ですよ。今後高齢化社会になっていきますが、よりPTの重要性が高まってきています。ぜひ一緒に働けたらうれしいです(笑)

 

猪村:そうですね(笑)

 

――高校のころは何かスポーツとかやっていたんですか?

 

猪村:はい。バドミントンをしていました。
それもあってか、結構根性あると言われます(笑)

 

――そうなんですね(笑)

 

猪村:バドミントンで自分が追い込まれたときにはその根性を発揮していたそうです。
応援してくれる親や周りの人が言っていました(笑)

 

――根性の強さは受験でも生かされそうですね。焦ることもなさそう・・・

 

猪村:いや。友達が勉強しているところを見るとやっぱり焦りましたよ(笑)。でも、私は普段マイペースな事もあり、少し焦った方が勉強が身に入りやすかった気がします。まあ焦ったとしても目の前にある事からやっていたので、その点は根性あるところが現れていたのかなと思います。

 

――なるほど。そうですよね。焦らない人なんかいませんよね。それより、そんな時にいかに落ち着いて、目の前のことを一つ一つやっていけるかが強さかなと思います。その強さが奈那さんにはありますね。
ちなみにバドミントンは今もやっているんですか?

 

猪村:今は趣味程度にやっていますよ!妹もバドミントンしているので、その相手をしたり、自分の住んでいる地域のチームで試合に出たりしています。

 

――おー!それはよいですね。私の妹もバドミントンをやっていたので、私も少しやったんですけど、結構足がもつれて難しいなーと思っていました。

 

猪村:そうなんですね(笑)
こけないように気を付けてくださいね(笑)

 

――はい(笑)

 

――大学で夢中になっていることは何ですか?

 

猪村:PTとしての実技練習です。やっぱり実践が一番楽しいですね。

 

――確かにずっと机の上での勉強は嫌になりますよね。

 

猪村:はい。なのでバイトも介護系のバイトをしています。

 

――おー!それはいいですね!大学で学んだことを実践できますか?

 

猪村:はい。バイトもしながら、実技もできるので、とてもいい機会です。
現場でもたくさん学べます。

 

――現場ではどんなことを学べましたか?

 

猪村:介護のこともなんですけど、私は友達や家族以外で人と話すのがあまり得意では無いので相手との接し方が、自分の中では1番学べています。

 

――自分の苦手としていることを克服しようと頑張っているんですね!何か思い出に残っていることとかありますか?

 

猪村:そうですね。
自分がバイトを始めた時は立てなかった方が、立って歩けるようになっていてとても感動したことです。一緒に頑張って、一歩一歩前に進んでいることを実感できたのがうれしかったです。

 

――それは素晴らしいですね。奈那さんの献身的な支えが実を結んだんですね。

 

猪村:お役に立ててうれしかったです。

 


image by kinjo.uni

 

 

ダラダラしない!!メリハリつける!!

 

――高校のときは塾とか通っていたんですか?

 

猪村:いえ。行かなかったです。

 

――ということはご自分で勉強されていたんですか?

 

猪村:はい。学校で放課後残って勉強したり、家の近くの図書館を利用していました。

 

――おー!!図書館や学校、家と場所を変えて勉強するのは気分転換にもなりますよね。

 

猪村:はい!基本的に同じ場所で勉強を続けていると、集中力は途切れやすくなるので、適度に集中力を保つためには、こまめに場所を変えるのがおすすめですね。

 

――たしかに!ちなみに人によるとフードコートもいいそうですよ(笑)

 

猪村:そうなんですか(笑)
ためしてみます!!

 

――いつころから受験の勉強を始めましたか?

 

猪村:三年の夏休み終わりくらいからですね。

 

――ということは高校の部活がひと段落したときからですか?

 

猪村:はい。部活は最後まで頑張りました。

 

――よいですね!部活を最後まで続けている人にとっては、そこから受験モードに一気にもっていくことが大事だと思いますが、何かポイントはありますか?

 

猪村:そうですねー。部活が無いことで放課後の空きの時間が多くなってしまうので、そこでダラダラしないことですかね。

 

――あーたしかに。ダラダラしてしまうことがよくないですね。これって休憩や集中力についても同じ様なことが言えて。つまり集中力をいかにすぐに引き上げるかが大事ですよね。僕は集中力を続けるためには、維持することよりも、いちど切った集中力をいかにあげるかという方を重要視しています。

 

――奈那さんが受験で大切にしていたことはありますか?

 

猪村:毎日続けることですね。とにかく毎日続ける。
これができて初めて次のステップにいけます。継続です。

 

――まさに。毎に続けることは基本ですね。ただなかなか続けれない人もいると思います。奈那さんは何か工夫していました?

 

猪村:勉強と休憩とのメリハリをつけて、ちゃんと休憩はとることです。
私の場合はバドミントンをしてリフレッシュしていました。たまに部活にも顔を出して、その時に受験の現状を顧問の先生やコーチに報告していました。

 

――運動はリフレッシュするのにいいですよね!しかも先生やコーチに報告するのは良い方法!頑張ろうとやる気になりますね!

 

猪村:はい!みんな応援してくれて。また頑張ろうとやる気がでます。

 

――私も物事を続けるということが苦手です。なので自分なりの工夫をしていました。

 

猪村:どんなことですか?

 

――例えば私は、物事を毎日続けるために、一回の負担を減らす工夫をしています。

 

猪村:なるほど。

 

――だから数学の勉強を30分で他の科目に変えたり、他の科目も30分くらいしたら他に変えます。ランニングも毎日やっていますが、一回にランニングする時間を20分くらいにしてます。すると一回ランニングするのに大きな負担にならないので、毎日続けることができます。
はみがきと同じですね(笑)

 

猪村:そうですね。私も、科目を短く区切っていました。高校の時は集中力がそんなに長く続くタイプではなかったのでダラダラしないように、そうやって科目毎の勉強時間を短く区切っていました。

 

――おー!奈那さんもですか!この短く区切るというのが、ダラダラしないポイントなのかもしれないですね。受験に近づくにつれ、すべての科目をまんべんなくやっていかないと、すぐに力が落ちてしまいます。受験は総合力というのと、ダラダラしない点を考慮すると、短いスパンでどんどん回すのがよさそうですね。

 

――奈那さんだけのこだわりの勉強方法とかありますか?

 

猪村:んー。大学に入ってからの方が格段に勉強量や時間が増えたので、高校より集中力がついたと思います。なので、大学に入ってからは、時間で区切るというよりは、ここまで理解できたら他の勉強に移るという方法になりました。

 

――なるほどなるほど。大学は時間というよりも本当に理解しているかどうかが大切になるので、その時々、必要性に合わせて考えて、勉強のやり方を変えているのですね。
素晴らしいです。

 

猪村:あとは高校では、制服がスカートだったこともあり、足元が寒かったのでジャージなどを着て足元の冷えを気にならないように勉強していました(笑)
もうここまできたら恰好ではないですよ!!!効率重視!(笑)

 

――さすがです(笑)。僕もジャージでやっていました。センター試験も二次試験もジャージでうけていたんですよ(笑)

 

猪村:え・・・

 

――はい。受験会場では浪人生と間違えられましたね。

 

猪村:えー(笑)。すごっ・・・

 

 

 

金城大学の入試は基本問題の連続

 

――受験はどうでしたか?

 

猪村:あまり難しい問題が多くなく、基本的な問題が多いですね。
英語だと単語、数学は数1数Aの基本問題、国語は文章題、といったところでしょうか

 

――なるほど、基本問題をいかに確実に解けるかが問われるのですね。

 

猪村:はい。なので、ミスとかすると、ちょっと痛手になりますね。

 

――ミスは怖いですね・・・。
参考書とか使っていたんですか?

 

猪村:学校でもらった数学の問題集や、英語の簡単目な単語帳を使っていました。

 

――市販の参考書は使っていないんですか!?

 

猪村:はい。

 

――学校で使用していた問題集は答えとか解説とかついていたんですか?

 

猪村:いや、ついていなかったので、授業での説明や友達、先生に聞いて解決していました。

 

――あー、それってよくある学校のやり方ですけど、大変じゃなかったですか?

 

猪村:それが、授業でやってくれた内容なら質問がしやすい環境だったので、その場その場で理解はできる状態でした。なので自分で進めていて、分からなかったら友達や先生に逐一質問していました。

 

――なるほど。質問するときに工夫していたことはありますか?

 

猪村:まずはとにかく自分で調べます。調べて分からないときだけ聞いていました。

 

――それ本当に大事です。質問とは、相手の時間を使うことになるので、自分で調べて分かる内容を聞くのは、逆に効率悪いですし、相手に失礼ですものね。今はヤフー知恵袋で同じ問題を質問している人もいるので、インターネットを使うと解決しやすいです!→「分からない時の乗り越え方」

 

猪村:そうなんですね。便利な時代(笑)

 

――過去問はやりました?

 

猪村:やりました。受ける大学が1つだけだったので過去問を解いて似た問題を問題集から探し解いていました。

 

――おー!このやり方は大切ですね!大学毎に問題を出す傾向や、パターンがあります。なので過去問研究は大事です。

 

猪村:そうですね。さきほども言いましたように基本問題がメインなので、受験対策としては過去問をベースにしてそれに似た問題を練習したら十分だと思います。

 

――今、「あの時こうしておけばよかったな」と思うことはありますか?

 

猪村:そうですね。やっぱりイライラしちゃうんで。そんなときに親に当たってしまってたんです。今思うと、そんな事しなければ良かったなと思います。

 

――確かに。当時はプレッシャーや毎日の勉強で追われていて、精神的に不安定になりやすい時期ですしね。僕もものすごくいらいらをぶつけてしまったことがあります。

 

猪村:公受さんもなんですか?

 

――はい。あまりにもイライラしてしまっていて、壁を殴ったら穴あいたこともあります。

 

猪村:それは壁が薄いですね(笑)

 

――はい(笑)。まあ、だからこそ、そんな時期も支えてくれた親には感謝をしていて。今はいろいろお返しています(笑)
最近お母さんに何かしてあげたことはありますか?

 

猪村:時間がある時に、弟や妹の送り迎えなどを手伝うようにしています。

 

――おー!十分ですよ。優しいお姉さんですね。

 

――最後に後輩へ一言お願いします。

 

猪村:受験期間は勉強ばかりでいっぱいになってしまうと思うけど自分なりのリフレッシュの方法を見つけて最後まで頑張ってください。
あと、金城大学の理学療法学科は高価な器具なども備わっているので実技練習がしっかりと出来ます。先生方からの臨床での実際のお話を聞けるのはとてもいい機会です。
ただ、柔整など似たような職業もあるので間違えて入らないようにしっかりと調べた方がいいと思います。実際に何人か柔整などになれると思って入った方がいるらしいです。

 

――えー!そうなんですね!それは入試前にちゃんと調べないといけませんね!
ありがとうございました。

 


 

入学後は比較的大変と言われている金城大学 医療健康学部 理学療法学科。

以前にも同学科の松村さんをインタビューさせて頂いた。→「金城大学 医療健康学部 理学療法学科 : 松村 清花」

猪村さんも松村さんも、バイトを実践の場としていた。
このようなところから、自分が目指す理学療法士への思いを強く感じる。

学生のころから、このような姿勢で日々学んでいる人たちは全国でどれほどいるのだろうか。

少なくとも私は学生のとき、ここまで気持ちを込めて過ごせていなかったと思う。

 

きっと二人は将来、患者さんの気持ちに寄り添う理学療法士になるだろう。

期待したい。

 

 

金城大学 医療健康学部 理学療法学科合格への参考書、勉強方法まとめ

 

勉強方法

・ダラダラしない。メリハリをつける
・一つの科目を勉強する時間を短くして、科目を変えていく
・まずは自分で調べてから人に聞く

 










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