ペンペン先生が小学三年生のみんなに伝えたかったこと




小学三年生に「没頭力」を話してきた

 

12月13日(木)、千葉県の某小学校で、ペンペン先生がお話をしてきました。対象は3年生で一部の保護者の方もお越し頂くようなイベントでした。

 

どんなことを話そうか本当に迷いました。

 

勉強のこと?。でも45分の一回だし。勉強のことを話しても残らないだろうな。
生きること?。テーマが壮大すぎる(笑)
人との関係性?。これも「で?」ってなりそう。

あくまで小学三年生に対して伝えたいこと。

そして、たった一回しかないこの時間。
みんなにとって新しい発見があってほしい。

普段学校や家で言われているような、勉強や人間関係とか、そういうのじゃなくて。むしろ、教育関係者では言いにくいけど、大切なことを話したい。

そう考えて選んだテーマが、「没頭力」でした。

以下、講演で話した内容です。少しでも多くの人に想いが伝わればと想い、記録に残しておきます。(実際にはもっと平易な言葉でお話しました。)

 

 

 

小学生のなりたい仕事ランキングにYouTuberがランクインした

インターネットやスマートフォンが普及し、世の中はものすごいスピードで変化しています。それは「小学生の将来なりたい仕事ランキング」にも表れています。

なんと男の子では第6位にYouTuberがランクインしているのです。ひと世代昔では考えられなかった状況です。

 


(https://resemom.jp/article/2018/03/02/43274.htmlより引用)

 

今やYouTuberやインスタグラマーなど当たり前に言われるようになりました。小学生の皆さんに聞いても大人より詳しく、認知度は相当高いです。そもそも、このような職業はなぜ生まれたのでしょうか。

理由はロボット(テクノロジー)の普及です。

 

 

ロボット(テクノロジー)が手段を変え、仕事を変えた

ロボット(テクノロジー)によって、世の中の「手段」は大きく変わりました。

例えば仮想通貨や電子マネーによって現金を持ち歩くことが極端に少なくなりました。最近では「paypay」が記憶に新しいかと思います。こうしたロボット(テクノロジー)は生活が大きく変えたのです。

同様に、手術ロボットのダ・ヴィンチは外科手術の手段を大きく変えました。このロボットにより仕事が大きく変わったのです。

(https://www.onchikai.jp/da_Vinci/system.htmlより引用)

 

つまりYouTuberもインスタグラマーも、スマートフォンというロボット(テクノロジー)によって手段が代わり生まれた「新しい仕事」なのです。今後はさらに多くの分野で「ロボット(テクノロジー)による手段の変化」が起こり、これまで当たり前とされていた、職業がなくなり、新しい形での職業が次々と生まれてくることが予想されます。

ではロボット(テクノロジー)が当たり前の時代に生きる、今の小学生にとって必要なことはなんでしょう。

その一つが「没頭力」であると考えます。没頭力は「時間を忘れて夢中になる力」です。

 

 

ロボットと共存する時代に必要な力は没頭力

ロボット(テクノロジー)と共存するために、人の仕事は「ロボット(テクノロジー)のすることに責任をもつ役割」か、「ロボット(テクノロジー)をも凌駕するレベルでの役割」に二極化するでしょう。

前者は比較的エネルギーを要しません。むしろ、ロボット(テクノロジー)がない時代の経験で培われた繊細な感覚が必要となることが多いです。となると、高齢化社会かつ人生100年時代といわれている日本では、人生の先輩が担うことになるかと思われます。

一方後者は膨大なエネルギーが必要です。エネルギーのいる役割は誰でもできるものではなく、担えるとしたらやはり若者と考えます。

 


(wikipediaより引用)

 

共に大事な役割です。ただイノベーションを起こすとしたら、ロボット(テクノロジー)を凌駕するレベルで勝負する人たちでしょう。これからの日本のためにも、今の若者はその役割を託されていると考えます。

そしてこの高いレベルに到達するためには「没頭力」は不可欠です。イチローも、ヒカキン、さかなクンも没頭したからなれたのです。

 

(http://www.sakanakun.com/profile/より引用)

 

 

好きから没頭が生まれ、没頭するから没頭力がつく

では没頭力はどうしたらつくのでしょうか。没頭するしかありません。没頭するためには?没頭するものを見つけなければなりませんが、よく勘違いされている「好きなこと=没頭できること」という方程式。これは多くの場合成り立ちません。

いくら好きなことでも、時間を忘れて夢中になれることには限りがあります。

人は複数の好きなこと、興味のあることを持ち、その中のごく一部に対し没頭できるほどのものが含まれています。すなわち、人にとって没頭できる対象は非常に稀で貴重なものなのです。

 

 

従って、好きなことが多ければ多いほど、没頭できる対象は見つかりやすいのです。だからこそ、感性豊かな時から。幼稚園や小学生の時から好きを大切にしてほしいのです。

大人になってから「純粋に好きなこと」をどのくらい見つけることができたでしょうか。大人になると、どうしても現実的になったり、他の要素を無意識に取り入れて、「好き」と思い込んでしまいます。だから、没頭までは成熟しません。没頭まで成熟させることができるのは「純粋に好き」という感情を持った対象だけです。

だから、感性豊かな子供の時から「好き」と思えることを大切にしてほしいと思います。

でも「好き」という感情はなかなかイメージしにくいかと思います。小学生の皆さんならなおさらです。

そこで、好きをイメージしてもらうための良い動画があるので、こちらを見てみてください。

 

 

 

「好き」を大切にしよう

これが没頭の種になる「好き」なんです。

 

 

この感情を大切にしてほしいんです。

 

 

そういえば、TEDのスピーチでも有名な、ロケット開発をされている植松努さんのブログにこんなことが書いてありました。

 

進学するにせよ、進学しないにせよ、最後に物を言うのは、
「調べる」「考える」です。
そして、その原動力は「好き」です。
そして、「好き」は、共通話題だから、仲間が増えます。
仲間が増えたら、できることが増えます。力が増えます。
だからこそ、「好き」を大切に伸ばして欲しいと思います。

 

ちょっと今回のお話とは少し異なるアプローチですが。概ね同意です。

「好き」というのは「見つけにくく」、「奪われやすい」。

 

 

だからこそ、お父さんお母さんは子供にとってのバイオリンを一緒に見つけてあげてほしい。そして、この感情を大切にしてほしい。守ってあげてほしいんです。

 

 

そうすれば、子供たちはどんな時代でも、きっと力強く生きていけます。

何より、皆さんが自分の人生を自由に歩めることを祈って。これからも私は応援していきたいと思います。

ありがとうございました。










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