『わからないことを放置しない』 相模女子大学 栄養科学部 管理栄養学科 : 後山 由佳




 

穏やかに話す、おとなしそうな子

 

ほとんどの人はそんなイメージを抱くだろう。
私も最初はそう感じた。

しかし、話をしていくうちに、
周囲に振り回されない強さをもつ女性に移り変わっていく。

医療の世界でも重要なポジションにある栄養士を目指す後山由佳さんに、今回はお話を聞いた。

 

【基本情報】

・名前:後山 由佳
・出身校:星稜高校
・高校の部活:華道部
・合格大学:
相模女子大学 管理栄養士学科(現在)
相模女子大学 健康栄養学科
東京医療保健大学 医療栄養学科
・今大学で夢中になっていること:プチ旅行
・大学のサークル、部活:なし
・性格:マイペース
・趣味:料理、旅行、映画鑑賞
・高校時得意科目:国語、生物
・高校時苦手科目:英語
・高校時平日の勉強時間:2〜3時間
・高校時休日の勉強時間:7〜8時間
・好きな言葉は? :人生一度きり

 

 

 

 

栄養学とは?

 

――今は栄養学について学んでいるのですね。大学はどうですか?

 

後山:楽しいです!毎日いろんなことを学べています。

 

――ちなみに今日はどんな授業がありました?

 

後山:今日は実習でした。
たまご豆腐を作るんですが、卵とダシの割合を考えて作ります

 

――へー!!本格的ですね!

 

後山:そうなんです。1年生は野菜の切り方とか料理の基礎を学ぶんですけど、
2年生になったらその応用で、さまざまな料理に挑戦します。今日は、材料の割合とか、蒸し方を学びました。

 

――栄養学って、料理人の修行みたいなのとは違うんですか?

 

後山:違いますね。
目的は「上手に作ること」ではなくて、
いろんな状況、状態にある人に対して、きちんとした栄養をとれて、尚且つおいしい食事をどうしたら作れるか、提供できるかを学びます。なので、ご高齢の方だったら、食べやすい形状で栄養のあるものをどうしたら作れるか。
アレルギーのある子なら、その食物を使用しなくても、他の子と同じようにおいしい食事を提供するにはどういった作り方をしたらいいか。
個々人に合わせて、栄養全体のことに注目して献立とかを決める力をつけていく学科なんです。

 

――なるほど!すごい。僕も病院で、ご高齢の患者さんの食事形態やカロリーには気を付けています。よく栄養士さんにも相談して、多くのアドバイスを頂いたり、一緒に考えてくださったりしてものすごく助かっています。

 

後山:そうなんですか!
なんかうれしいです(笑)

 


image by sagami.uni

 

――栄養学科って、栄養以外にも勉強するんですか?

 

後山:はい。それこそ、医学部と同じように解剖生理学や生化学も勉強します。あとは栄養教育学ですね。

 

――栄養教育学?

 

後山:患者さんへの栄養指導についてです。糖尿病の患者さんや高血圧の患者さんに、家ではどのように食事をとっていけばいいか、気を付ける点などを教えるのですが、その教え方についての授業です。

 

――あーすごく重要です。糖尿病の治療はまず食事療法なので、普段の食事のとり方を注意するだけで治るんですよね。ほんと、食べるって大切ですね。

 

後山:はい。栄養指導の実習もあります。
これも楽しいです

 

――学校の雰囲気はどうですか?

 

後山:1学年100人から120人くらいで、女子大学なので全員女の子です(笑)
女の子しかいないので、よくギスギスしてない?って聞かれますけど、まったくそんなことないです(笑)

 

――女の子だけとか、なんかこわいイメージあります(笑)

 

後山:やっぱそうなんですか?。全くないですよ!和気あいあいと仲良くやっています。そういった学校を望んでいる人には本当におすすめですよ(笑)

 

――ゆかさんは将来どの道にすすみたいとか決めているのですか?

 

後山:今迷っています。卒業したら栄養士にはなれるんですけど、管理栄養士になるためには国家試験を受けなければなりません。
就職先は病院や学校、保育所や高齢者施設、事業所など様々なところがあります。

私は保健所か事業所かなぁ

 

――なるほど、病院で一緒に働けたら・・・

 

後山:(笑)

 

 

自分が何で勝負するか決める。割り切る。

 

――受験は難しかったですか?

 

後山:国語、生物、数学を受けたんですが、国語はいけました!生物は幅広く、やや重箱の隅をつつくような問題もあったので、分からないところもありましたが、なんとか・・・
数学は覚えていないです(笑)

 

――テストの特徴とかありますか?

 

後山:国語は素直な問題が出ます。
生物は、見たことあるけど、ひねった問題が出てきます。細かいところも聞いてきますね。生物は全体的にまんべんなく勉強するのがおすすめです。
まぁ、私が初めてみた問題は、他の人も初めて見るはずなので、みんな解けないだろうと思って、気持ちとしては楽でした(笑)

 

――強い(笑)

 

後山:受験は全体的に難しかった。
国語は難しかったけど、一番できたかなって。

 

――国語得意なんですね!

 

後山:国語はなんとなく得意なんです。特に問題集とかも使っていません。

 

――僕は国語が大の苦手で・・・

 

後山:そうなんですね(笑)

 

――生物を選んだ理由は?

 

後山:生物は覚えていれば、テストを解けるから、得意でした。
暗記したら結果が出やすいのは、生物ですね!
暗記得意な人にはお勧めです♪

 

――苦手科目はなんでした?

 

後山:英語です。英語は本当ににがて。もうあきらめたので、英語なしで受けれるところを探しました(笑)

 

――なるほど(笑)

 


 

どの質問にもすぱっと答える。

ここまで潔く答えることができるのは、いろんな状況下で熟考し、覚悟を決めて自ら決定した内容だからだろう。

基本的に彼女の発言には迷いがない。

 

 

 

分からない問題は必ず調べる、人に聞く

 

――受験のときに大切にしていたことはなんですか?

 

後山:分からない問題をほったらかしにしないことです。
そして自分の中で理解できるまで、とことん突き詰めることです。

 

――それは大事ですね!!分からないところを放っておくと、その次も理解できず、結局分からなくて、どんどん積み重なって身動きとれなくなり勉強が嫌いになる。この悪循環が苦手を作ってしまいます。

 

後山:そうです。だから、私はとにかく分からないところをすぐに調べて、人に聞いて克服していました。それだけです。今も同じようにしています。

 

――おすすめの参考書はありますか?

 

後山:あおいやつ・・・
なんだったかなー
忘れました(笑)

 

――忘れちゃったの!?

 

後山:あー!思い出した!!
大学入試センター試験実戦問題集 生物 2018 (大学入試完全対策シリーズ)
です!!
これまとまってて、すごく使いやすかったです!
だいたいこのレベルできてたらいいかなと思います。


image by amazon

 

――お!これですか!駿台シリーズですね。たしかにまとまっています。レベル的にはセンター試験よりもやや難しめなので、確かに二次試験の対策としてもよさそうです。
ちなみに塾や家庭教師は利用していましたか?

 

後山:最後に家庭教師は利用しましたね。受験が近づくと、どうしても1人だと限界があって。
精神的にもですし、やることも優先順位をつけにくくなります。
なので、その時期は外部に頼る部分も作ろうと思って家庭教師を頼みました。
大学入試センター試験実戦問題集も、家庭教師の先生に紹介してもらって、ものすごくフィットしたんです!
いい先生だったので、成績は伸びたと思います。

 

――いいですね!完全に頼っているのではなく、ベースは自分中心で、家庭教師で足りない部分を補うという使い方ですね。

 

後山:そうです。基本的には自分中心でやってきましたが、必要なところだけ外部の教育機関を利用しました。そういう使い方が今も自分主体で勉強するという姿勢につながっているのかなと思います

 

――なるほど!ちなみにここはこうしておけばよかったなと思うことはありますか?

 

後山:んー。
実際に学校は見に行った方がいいなと思いますね(笑)

 

――え!オープンキャンパスとか行っていないんですか?

 

後山:はい。
ネットで見つけて、科目も英語が必要なかったので、
ここにしよーって思って(笑)

 

――なるほど(笑)。

 

後山:学校はいいんですよ!きれいですし、広いですし。
ただ、キャンパス内にもコンビニがなくて・・・
あと学校の周囲も、意外となんもなくて・・・

 

――あー確かに!生活環境のチェックは大事ですよね!!

 

後山:はい。ネットでは分からないことがたくさんあるので、
必ず見に行って、学校以外のところもチェックしておいたほうがいいですよ!!

 

――ちなみに金沢大学には大きな階段があって、ものすごく開放的な空間で、その階段を男女5人グループが楽しそうに歩いている風景がパンフレットに乗ってたんです。それを見て、あーいいなーって自分のキャンパスライフを思い描いて受験を頑張っていたのですが。。。そこは工学部しか使わないキャンパスだったので、ほとんど利用しなかったです(笑)
実際に行ってチェックするのは大事です(笑)

 

後山:それは残念ですね(笑)

 

――それでは最後に一言お願いします。

 

後山:栄養士を目指すという方にはこの大学は本当におすすめです。
何より同期がみんな仲良くて、毎日楽しく勉強もできます。
あとは学校はちゃんと選びましょう(笑)
何を基準にするかが大事です。

私は栄養士がとれる女子大でよかったですし、英語がないところを選びました。
大学の数は多いです。
キャンパスを直接見るのも大事ですし、周りの環境、受験科目、入学後のことを想定し、情報を集めて悔いのないように、自分で選びましょう!!

 

――ありがとうございました。

 


 

終始、おっとりとしていて、穏やかに話をしているが、
なぜだろうか。どこか惹かれる人である。

たまにこちらが予想していない回答をするが、その内容は確固たる強い思いが感じられる。
こういうところが人を惹きつける要素なのかもしれない。

栄養士は非常に重要な職業で、医療においても欠かせない。
ぜひ自分の道を突き進んでほしい

 

 

【相模女子大学 栄養科学部 管理栄養学科合格への参考書、勉強方法まとめ】

 

【参考書】

大学入試センター試験実戦問題集 生物 2018

 

【勉強方法】

・分からないところは放っとかない。自分が理解するまでとことんやる。
・大学は実際に見に行って情報を集める。

 

 










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