『けじめをつけるまで部活を続ける』成城大学 社会イノベーション学部 : 鳥畠 有希




 

部活を続けていてよかった。やめたら後悔していた。

 

 

多くの学生が高校三年生になって部活を続けるか、受験勉強するためにやめるかを迫られる

 

鳥畑さんもその中の一人。

そして彼女は続けることを決めた。

 

もちろんその決定に至るまでには、周囲の様々な声があった。

受験勉強に専念するよう言われた。

 

でもずっと違和感があった。本当にここでやめていいのか。

 

やめたら絶対に後悔する。

自分のことを一番知っているのは自分であるということを信じた。

 

 

そんな鳥畠さんはどんな受験生活を送っていたのだろう。

 

基本情報

・名前 鳥畠有希
・出身校 金沢二水高校
・合格大学 成城大学社会イノベーション学部
・大学の部活 テニス部
・今夢中になっていること 東京の色々な場所に遊びに行くこと
・趣味 テニス
・高校時の得意科目 数学
・高校時の苦手科目 現代文、地学基礎、地理
・高校時の平日の勉強時間 2時間
・高校時の休日の勉強時間 5時間

 

 

 

 

入学してから好きになった大学

 

――こんにちは。今日はよろしくお願いします。

 

鳥畠:こちらこそお願いします。

 

――今はどちらの大学に通われているんですか?

 

鳥畠:成城大学社会イノベーション学部です。


image by seijo.uni

 

――ほー、世田谷区にあるんですね。

 


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鳥畠:はい。新宿まで電車で15分なので、よく友達と遊びに行っています。
東京は楽しいです!

 

――もう東京に染まってしまいましたね(笑)。大学生活はどうですか?

 

鳥畠:充実しています。
実は自分にとって第一志望ではなかったんですけど、入学してから楽しさが見つかって。今は本当に楽しく大学生活をしています。

 

――第一志望はどこだったんですか?

 

鳥畠:金沢大学でした。でもちょっとうまくいかなくて。
成城大学を滑り止めとして受けていました。

 

――なるほど!大学ではどんなことを学んでいるんですか?

 

鳥畠:1年生は専門ではなく、自分の興味がある分野を学べます。結構幅広いですよ。私は世界の文化や語学に興味あるので、この分野を中心に授業をとっています。
あとこの大学は英語を重視して学ぶことができます。
高校から留学したい気持ちも強く、英語が好きなので今の学部は私にぴったりです。

 

――へー!英語をよく学べる大学なんですね。

 

鳥畠:はい!
例えば、大学にお金を払って、毎日英語ネイティブの先生と話すというプログラムがありますしかも1年間です。

 

――1年間、毎日!?それはすごいですね。英語を重要視している大学だからこそ用意されているプログラムですね。

 

鳥畠:はい。このプログラムに私も参加しているんですが、毎日英語を話す機会があるので力はつきます。
あと、ずっとオーストラリアに留学したいと思っているんですが
このプログラムの先生がたまたまオーストラリア出身の先生で!!

 

――おー!それは偶然ですね!すごい!

 

鳥畠:オーストラリアの略語とか教えてくれるんですよ!
日本ではマクドナルドをマックやマクドいっていいますよね。オーストラリアではMacca’sっていいます!あとはチョコレートをChoccyとか。

 

――それはおもしろい。そういったご当地ならではの内容を留学前に直接教えてもらえるのは非常によい環境ですね!

 

鳥畠:はい!

 

――バイトは何かしていますか?

 

鳥畠:先週から家の近くの銀だこ始めました(笑)

 

――え?銀だこ?なんかカフェとかで働いてそうな気がしなくもないですが・・・(笑)

 

鳥畠:カフェは自分は合わないです(笑)

 

――そこの銀だこにした理由は?(笑)

 

鳥畠:バイトルの動画で店長が踊っていたんですよ。
おもしそうな人でしたし、雰囲気よさそうだったので(笑)

 

――最高ですね(笑)

 

 

 

自分でけじめをつけたかったから部活を続けた

 

――受験生活はいかがでしたか?

 

鳥畠:そうですね。なかなかつらかったですよ(笑)

 

――部活はやってたんですか?

 

鳥畠:はい。テニス部でした。
結構本気でやっていて、結果もある程度出せていたので。
受験とのバランスが本当に難しかったです。

 

――なるほど・・・

 

鳥畠:実は高校1年生のころから、お父さんに最後の総合体育大会まで部活やっていたら、大学いけないぞ!と言われていました。
浪人も覚悟しとけよ!と

 

――えー!そうなんですか?1年生のときから・・・

 

鳥畠:はい。姉が浪人しているので、その影響もあると思います。
で、そう言われていたので、びびってたんです。

 

――確かに、受験と部活を平行してやっていくのは、なかなか大変ですものね。お父さんの気持ちも分からなくはないです。

 

鳥畠:びびってて。あーそうかもなあって思いながら、テニスを続けていました。
で、ある程度テニスで成績残したから、そろそろいいじゃないか?と二年生の後半くらいから言われ始めました。2年生の終わりの大会か、3年生の5月の個人戦くらいがキリいいんじゃない?と。

 

――なるほど。そこまで話していたんですね。

 

鳥畠:はい。ただ、やっぱりやめたくなかったんです。

絶対後悔する。分かってたんです。

 

――うんうん。それはテニスへの思い?

 

鳥畠:もちろんテニスにかける気持ちもあります。でも主な理由は二つあります。一つは
「やり切らなかったことに自分は絶対後悔すると思っていました。」
もう一つは
「同じ学年のメンバーと最後までテニスをやりたいという気持ち」が強かったです。

 

――なるほど。

 

鳥畠:やっぱり部活はしんどかったです。きつかったけど、やり切りたかった。やり切ったというのが確実にその後の勉強の姿勢につながったと思います。
自信にもなりました。最後までやったんだと。途中でやめてたらダラダラして勉強しなかったです。きっと。

 

――そうですよね。自分なりのけじめのつけ方というものがありますよね。それが鳥畑さんはやり切ることだった。結果とかではなく。

 

鳥畠:はい。その通りです。あと、部活の友達は仲が深かったから。
この友達と最後までテニスを一緒にやりたいと思っていました。
今も半年に一回集まっています。本当に途中でやめなくてよかったと思います。かけがえのない思い出がたくさんあります。

 

――そうですね。実は僕も高校はサッカー部だったのですが、1年生のときにやめちゃいました。
それだけが、ものすごく後悔しています。
鳥畑さんの言う通り、やり切ることや、その時の友達。
受験では学べないたくさんの大切なことが部活には詰まっています。

 

鳥畠:自分の中にけじめのつけ方があって。それを自分以外の人に決められたら、絶対に後悔します。
もし後輩に一つアドバイスするとしたら「部活は続けなさいよ」と言いますね。

 

 

成城大学はとにかく英語重視!

 

――センター試験はどうでしたか?

 

鳥畠:センターは全体としては6.5割くらいですね。
国語が全然できなかったですが数学1Aがめっちゃできました。
英語筆記は8割くらいでしたが、リスニングで隣の人が机をカンカンたたいてなかなか集中できませんでした。

 

――あー確かにいますよね。そういうので気が散ってしまう可能性は確かにあります。その対策も本番では大切ですね・・・

 

鳥畠:そうなんですよ・・・。まあ気が紛れてしまった自分がいけなかったのかもしれませんが。要注意ですね。

 

――成城大学の試験はどうでしたか?

 

鳥畠:んー、やっぱ英語大事!!!っていう試験でした(笑)

 

――というと?(笑)

 

鳥畠:英語、国語、数学を受けたのですが、英語が結構難しいんです。
短時間のわりには文章量が多いですし。速読と精読の力、あとは記述なので問題を解く力も必要になります。
国語は結構簡単ですね。

 

――なるほど。入学してから英語を重視して学習する大学だからこそ、入試でもその科目を重視するんですね。ちなみに二科目受験もあるそうですが、三科目受験したんですね。

 

鳥畠:二科目もあったんですけど、それだと倍率が上がってしまいます。三科目だからこそ偏差値や倍率がやや低めなのでそちらを狙いました。

 

――確かに科目数は非常に大切です。科目を絞る分、競争率は上がりますし、その絞った科目を集中して勉強してきた受験生が集まるので、偏差値も上がりやすいですね!賢い戦略です!

 

――いつから受験勉強を始めたんですか?

 

鳥畠:二年の夏くらいからですね。それまでは点数がすぐに反映されにくい国語、数学、英語を重点的に勉強しました。
受験勉強を始めようとなって、すぐに上がる科目ではないので、早めのうちから時間をかけて準備していました。

 

――確かに。勉強して比較的すぐに伸びる科目と、なかなか伸びない科目があります。これはしっかり見極めて、早いうちから少しずつ対策しておかないと、手遅れになりますね。

 

鳥畠:はい。二年生まではそうやって三科目に絞って勉強していましたが、三年生からは毎日全ての教科をするようにしました。

 

――そうですね。入試はどこから出るか分からないものです。さらに一日に複数科目のテストを受けるわけなので、1日で全科目をまんべんなく勉強するのは大事です。

 

――何か勉強において工夫していたこととかありますか?

 

鳥畠:英単語は自分で作って、常に持ち歩き、暇な時や待ち時間に見るようにしてボロボロになるまで使っていました。

 

――なるほど。市販の単語帳とか使わずですか?

 

鳥畠:はい。市販のものは分厚いですしその中でよく出てくる単語は一部です。中には、1年に1回見るかどうかのやつもあるじゃないですか?
だったら、センターや過去問や問題集で出てきた分からない単語をメモして自分だけの分からない単語を集めた単語帳をつくって、覚える方が効率いいですよね。

 

――確かに

 

鳥畠:あとポイントは分からない単語が、以前も分からなくてメモしていた単語でも再度かきます。

 

――あー二回目のときも単語をメモしておくんですね。

 

鳥畠:はい。すると、また出てきたなと思って、これは大事な単語なんだと把握できます。重要度がわかるんです。

 

――なるほど。重要な単語は何度も出てきますし、使われていますよね。

 

 

 

やったことが見える。それが自分のやる気につながる。

 

鳥畠:私、ずっと学校の図書館で勉強していたんですけど、図書館にいる時間は誰にも負けたくない!!と思っていました。

 

――なるほど

 

鳥畠:だから、学校おわったら誰よりも早くすぐ図書館にいって、席をとっていました。
で、これだけやってたっていう証拠がほしかったので、閉館時間前にだれも座っていない写真を毎日撮影していました。

 

――えー!それすごい!

 

鳥畠:こんだけ毎日図書館にいたんだなと、分かるように記録していました。

 

――素晴らしいですね。それが原動力になるわけですか。

 

鳥畠:はい。自分はやったことが目に見える形で残って、これだけやってきたという証拠を残すことでやる気を出るタイプなんです。

 

――自分のタイプを上手に利用していますね。勉強した問題集を残しておくとか、そういうやり方で自分が歩んできた記録を残しておくのは、モチベーションを保つためにも有効な手段とされていますが。
そのように図書館で勉強してきた証拠を、誰もいない図書館を毎日とることで残していく方法は初めて聞きました。

なるほどなー!!

 

鳥畠:そうなんです。他にも私はそういった傾向があって。
センター試験の英語も昔からといていったのですが、やった問題はすべて破ってすてていました。すると、破るのも気持ちいいですし、やったというのを形として見える。
以前から他の人よりもがんばったという証拠がほしいタイプだったんです。
そこに原動力を見出しました。それが自信につながっていたんです。

 

――なるほど。自分の特性を生かして生み出した方法なんですね。

 

鳥畠:はい。他にも!
カラになったインクの赤ペンを集めていました(笑)

 

――おお!(笑)。ものすごい数になったんじゃないですか?

 

鳥畠:はい(笑)

 

――何かおすすめな参考書や本はありますか?

 

鳥畠:まず計画についてですが、お姉ちゃんが使っていた市販の合格手帳というものを使っていました。


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――へー!どんな本なんですか?

 

鳥畠:今日なにやったとか。毎日これだけはやるっていうのを書いて、この日にやったら消しいくというものです。
todoリストですね。とても使いやすくて重宝していました。

 

――確かに。今日やることをまずはちゃんと把握して決めるのは時間を有効に使うためにも重要ですね。参考書は何かおすすめは?

 

鳥畠:単語帳はシステム英単語ですね。メインは自分で作った単語帳ですけど、学校でもらったから一応使っていました。
ここでもう一つやり方があって、なかなか覚えれない単語を表紙に書いていました。
とにかく必ず目にうつる場所に書いておけば嫌でも見ることになります。


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――なるほど!それはよいやり方ですね。暗記はとにかく見る回数を増やすことが重要です。だから、嫌でも見るためにトイレの壁に貼るとか、いろいろあると思いますが
参考書の表紙に書いてしまうとは。。。さすが・・・

 

鳥畠:ほんと。嫌でもみることになりますよ(笑)
参考書や単語帳はいつも使うものなので。その表紙は毎日見ます(笑)

 

――社会は何をつかっていましたか?

 

鳥畠:地理は「村瀬の地理Bをはじめからていねいに」です。これはカラーで見やすかったです。


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日本史は「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」が分かりやすくかったですね!単純に内容が面白ったです(笑)


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――なるほどなるほど!

 

鳥畠:英語は関先生の本スタディサプリでの関先生の授業はものすごくよかったです。

この二つを併用するのがおすすめですよ!


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image by スタディサプリ

 

――スタディサプリという動画の授業ですね!今話題の!

 

鳥畠:はい!やはり動画授業ですし、使いやすいですね。
英語の関先生と、古文の女の先生は一番よかったです。分かりやすくて。
日本史は先生好きで、わざと学校休んでスタディサプリをずっと見ていた時もありました(笑)

 

――それほどまで(笑)

 

鳥畠:あとはセンター対策用の授業があって、それは結構短くなってポイントつまっててよかったですね。
私は学校の授業を聞いても大事なところやポイントが分からないと思ったので東進の参考書やスタディサプリを利用しました。

 

――さきほど関先生のスタディサプリでの授業と、参考書を併用すると聞きましたが、本と授業を二つ使うのはよいですか?

 

鳥畠:はい。併用は相乗効果があると思います
どうしても、動画だけだと分かりやすい分、情報量が少なくなってしまいます。
なので、足りない部分は参考書で補う。
しかも動画で基礎的なところは抑えているので、参考書も読みやすい状態になっているはずです。
これが相乗効果の理由です。

 

――なるほど。それは私も利用しています。
今医学の勉強も、主に動画でやりながら、足りないところを本や論文で補っています。いいやり方ですよね!
私もおすすめです!!

 

――今こうしておけばよかったなーと思うことはありますか?

 

鳥畠:1、2年のときから国語をどうにかしておけばよかったなと思います。

 

――というと?

 

鳥畠:どんな科目でも、最初はできなくてもいいから苦手意識作らないことが大事です。一度苦手意識を作ってしまうと、そこで勉強が進まなくなってしまいます。
なので、少し嫌だなと思いそうな科目は得意になったり、点数をとろうと頑張るのではなく、苦手になりすぎない程度に、そこそこに対策をしておくことが後々大きく影響します。

私の場合はそれが国語でした。
苦手意識が最初のうちにできてしまったため、放っておいてしまい、後々挽回するのに大変でした。

 

――確かに。一年生のときは新しいことをたくさん学ぶ時期なので、苦手意識を持ちやすいですよね。

 

鳥畠:そんなときはとにかく優しい参考書を読んだり、スタディサプリの動画とかを見たりして、基礎だけとにかく勉強しておくというのが大事ですね。いざ受験となったときに土台ができていれば、足をひっぱらない程度にまではもっていけるので。

 

 

――では最後に一言ください!

 

鳥畠:んーいいたいことは二つです。

 

最初のうちは志望校は高めに設定したほうが、それにむかって頑張れますよ。
私は最初は神戸大学を目指していました。それに向けて頑張っていたので、変更もスムーズにできたと思います。

あとは部活!
部活は中学高校でしかできない大切な時間です。
その時間を大事にして、ぜひ思いきりやり切ってください。

 

――ありがとうございました。

 


 

今笑顔に話せているのは、部活と受験をやり切ったからだろう。
すがすがしい笑顔と、楽しそうにしている姿をみると

やはり私も、部活は続けていればと悔やんでしまう。

中学、高校は人生に一度しかない大切な時間だ。
それを受験優先にするのは、私は反対である。

高校生活がベースにあって、勉強があってもよいと思う。

 

今回のインタビューでの鳥畠さんの言葉が、そういったことで悩んでいる中高生に少しでも届いてほしい。

 

 

将来は英語を使う仕事につきたいという鳥畠さん。

ますますの活躍を祈っています。

 

 

成城大学 社会イノベーション学部合格への参考書、勉強方法まとめ

 

参考書

合格手帳
システム英単語
村瀬の地理Bをはじめからていねいに
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
スタディサプリ

 

勉強方法

・自分だけの英単語帳を作る
・誰もいない図書館を取り続ける

・カラになったペンを集める
・分からない単語や覚えないといけないことは参考書表紙に書いておく
・動画授業と参考書を併用する










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