【英語】関正生の英文法 ポラリス




学校の英文法問題集がオススメできない二つの理由

★「参考書図解の使い方と見方」がわからない方はこちらからご覧ください

★今回紹介する教材の全体図です

 

 

これまで「英文法の理解」に重点を置き、教材を紹介してきました。これで英文法をある程度理解できたかと思います。しかし、悲しいかな。学生の皆さんの英語はこれで終わりではありません。他の科目同様、内容をきちんと理解したか確認するために問題としてテストで問われます。

となると、今後は問題の勉強もしなければなりません。そうです。問題学習です。

問題学習とはざっくり言うと「これまで理解した内容が問題としてどう問われるか、問題パターンと解法を分析し習得する勉強」です。過去の記事に詳しく書いてあります。

 

 

問題学習の段階となって初めて問題集が必要となります。では英文法の問題集はどのようなものがあるでしょうか。まず思い浮かべるのは、学校で渡されるような文法の問題集。分厚くて解説も少なくて。やる気出ませんよね。でも小テストが出されるから。無理やりやらないといけない。結果、丸暗記。

はっきり言います。学校でよく渡されるような英文法の問題集はオススメできません。

理由は二つあります。

一つは一問一答のような形式でたくさんの問題が扱われており、解説も非常に少ないからです。英文法の問題はどうしても、選択肢を選ぶ問題が多いため、一問一答のような問題形式をとりがちです。そして、なぜか解説も少なく「〜〜という熟語があるから正解はaの選択肢」「完了形だから正解はbの選択肢」と簡単に終わらせる傾向にあります。

これでは「暗記しろ!」と言われているようなものです。なぜなら、十分な理解ができるほどの豊富な解説ではないからです。さらに学校では毎週、問題集から出される小テストがありますよね。理解しにくい問題集からテストが出されるのですから、最終手段として暗記せざるを得ません。この悪循環が「英文法は暗記科目なんだ」という勘違いを生み、苦手意識をもつ種となってしまうのです。

 

 

もう一つは重箱の隅をつつくような問題も含まれているからです。英文法の問題集は基本問題もありますが、なぜか例外中の例外の問題も扱っていることが多いです。実際そうした問題の勉強が必要となるケースは稀です。私立大学の中でも英語を強みとしている大学入試くらいです。まだ問題学習という基本問題パターンを勉強する段階では、例外は必要ありませんし、逆に混乱させる要因となります。

以上から、一般的に皆さんが思い描いている英文法の問題集はオススメできません。ただ、これらの欠点をみごと克服した問題集がついに発売されました。やはりこの方。前回もご登場いただきました関先生が著者である「英文法ボラリス」です。

 

本書は「問題集によって苦手意識をもってしまう」を防いでくれる問題集。まさに英文法の問題集として一番初めに使ってほしい教材です。

 

 

英文法の問題集には非常に珍しい二つの特徴

分類は問題学習型問題集です。問題学習のための問題集ですね。

 

 

特徴は二つ。

一つは「単元ごとの問題パターンと解法を丁寧に解説している」点です。一般の英文法の問題集は、文法の知識のまとめを1ページにぎっしり書いて、その後問題がたくさん連なるというパターンが多いです。まとめは細かく書かれ、解説というよりも、暗記項目をずらずらと並べたかのような作りになっています。さらには問題の解説量も不十分で、とにかく問題数が多い構成です。これだと、今回の課題のように英文法を暗記科目と思ってしまうのもわかりますよね。

その点、本書はまずは単元ごとに、これまで理解した内容がどのように問題として問われるのかを4〜5ページほど贅沢に使ってしっかり解説してくれています。単純に学んだ内容の暗記項目を連ねるようなページなど一つもありません。「知識の何を問われるのか」「どう考えるのか」を丁寧に解説しています。さらに「プラスα」という項目では、英語の本質的な理解を英文法の問題にどう適応させるのかを教えてくれます。なので、たくさん解かせて、慣れさせるような問題集とは一切異なり、とにかく理解に基づいた問題学習を行うことができる貴重な教材なのです。

 

 

もう一つは「教材がレベル別で数冊に分かれており、それぞれの問題集における問題数と難易度のバランスが非常に良いという」点です。

これはとても大切なことです。実際受験における英文法というのは、問題のタイプや受験する大学によって異なります。例えば問題のタイプで考えると

  1. 文法の知識を直接選択肢などで問う問題
  2. 長文を読むために使う文法
  3. 英作文で使う文法

と必要な文法の知識は異なります。また早稲田大学や慶應大学などの私立大学では、二次試験でもセンター試験と同じように文法の知識を直接問う問題が出されます。しかもかなりレベルが高い。従って重箱の隅をつつくような問題も解ければライバルと差をつけることができます。

一方、国公立大学の英語の問題は英文法を直接問う問題はかなり少ないです。従って、文法の知識を問う問題はセンター試験レベル以上の勉強はあまり意味がないのです。

このように問題や大学によって必要な英文法の知識は異なります。つまり英文法の問題学習は目標に応じ、カスタマイズしなければなりません。しかし、一般の問題集はとにかく全て網羅する構成となっているため、誰もが例外中の例外まで勉強することになってしまうのです。

従ってレベル別に本を分け、さらに問題数もレベルも必要に合わせて選ぶことができる本書はまさに現在、世にある英文法の問題集とは一線を画した教材なのです。

 

 

 

英文法の良問をたくさん解こう

さて、本書の特徴により課題にあった「英文法の問題集に対する苦手意識」は薄れ、概念の理解から問題パターンの分析へとスムーズに移行することができました。このように英文法も他の科目と同様にきちんと順を経て学習すれば、苦手意識を持つこともなく着実に力をつけることができるのです。

 

 

ただ、本書は基本問題における問題学習であるため、問題数としてはまだ不十分。ここからは、これまでに習得した英語の本質的な知識と問題パターンごとの解法で良問を多く解くトレーニングを行う必要があります。そこでおすすめしたい教材がこちらです。

 

 

ドラゴン桜でもおなじみの竹岡先生が著者であるセンター試験の英文法用教材です。さて、今後2020年には廃止されるセンター試験の教材をなぜ使う必要があるのでしょうか。そこには明確な理由があります。詳細は次回にしましょう。

では🐧










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