【国語】高校現代文をひとつひとつていねいに




現代文は段階的に勉強しにくい科目

★「参考書図解の使い方と見方」がわからない方はこちらからご覧ください

★今回紹介する教材の全体図です

 

 

こんにちは。ペンペン先生です。以前、「現代文の全体像を知る」目的で、「システム中学国語」を紹介しました。

この本で「現代文とはこういうものなんだ」と全体像がなんとなく把握できたかと思います。ところで、なぜこんなにも優しい教材から始めたかというと実はペンペン先生は現代文が大の苦手で…

もう手が付けられない状況だったからです。だから、まずは「現代文てなんぞや」というところから始める必要があったのです。現代文が得意な人は正直あまり勉強しなくてもできるそうですが(ほんと信じられない)。ペンペン先生は国語が一番苦手な科目だったので、一番優しいところから勉強しました。その初めての教材が中学用の参考書だったんですね。

 

 

さて、話を戻しましょう。現代文の全体像がわかったところで、次に学ぶべきことは何でしょうか。実は現代文は段階的に学習することが難しい科目です。本来勉強の順序は、概念を理解して、学習した概念が問題としてどう問われるか問題パターンを分析し、解法の原理原則を学ぶ。そして問題数をこなしトレーニングするという流れです。

しかし現代文はその流れが当てはまりにくい。理由は二つあります。そもそも現代文は日本語であり、読んで解くことが主体なので、現代文自体を理解するための教材(きっかけ)が少ないこと。もう一つは現代文の参考書はほとんどが問題を解きながら学ぶスタイルであり、数学のように問題パターンごとの解き方をまとめた教材が少ないことが原因です。

なので、現代文を段階的に学習できず感覚的に問題を解きまくる勉強とならざるを得ず、テストの点もムラが出てしまうのです。

そこでペンペン先生はまず、概念の学習を現代文の読み方と定義し勉強しました。「筆者の主張を追う」とか、「しかしの後が主張」とかですね。これは「システム中学国語」でも学びました。なので概念は一応学んだことになります。

では次に問題パターンを分析する問題学習に進みます。しかし先ほども言ったように、現代文では解法の原理原則を解説した教材がほとんどありません。多くの現代文の教材は「最初に問題を解きましょう」→「次に解説を読みましょう」→「この問いの答えはここに書いてありますね」的な感じで解説が進みます。このスタイルの教材は「解法を学ぶ」の次、問題を解くトレーニングの段階で使う教材です。

 

 

では「解法を学ぶ」ための教材、すなわち問題学習用問題集は一つものないのでしょうか。やっと見つけたんですよ。今回ご紹介する本。「高校現代文をひとつひとつわかりやすく」です。めちゃくちゃ貴重な教材です。

どんな本か一言で言うと。「現代文(特に評論)の解法の原則、一般論をシンプルに学べる教材」です。

 

 

 

現代文の解法の原理原則を学べる貴重な教材

本書は問題の解法を学ぶことが目的なので、問題学習型問題集に分類されます。

 

 

特徴は二つ。

一つは「評論、小説両方の読み方の原則がまとまっていること」です。

以前ご紹介した「システム中学国語」にもこの特徴はありました。さらには常に手元に置けるポイント集も付録としてついている優れものでしたね。本書でも評論と小説の読み方を復習することができます。

ただ…現代文の読み方はどの現代文の教材にも書かれており、目新しい内容はありません。どの教材でも学ぶことができる内容です。別の見方をすると、どの教材を見てもこれしか書かれていない。タイトルも「現代文の読解方法」とか「現代文の読み方」とか。そういった類のものばかりで書いてあることも同じ。

これだけでは正直現代文の問題は解けるようになりません(現代文が苦手なペンペン先生の言い訳かもしれませんが)。学びたいのは問題パターンと問題の解き方なんです。これを学べる本はないのか!!?

 

 

いやあるんですね。なんと本書だと解法の原理原則をパターンごとに学べちゃうんです。素晴らしい。これが二つ目の特徴です。

例えば、「傍線部は傍線だけでなく、傍線を含む一文をすべてチェックせよ」という解法の原則があるのですが。これ、なかなか知れないんですよね。もしかしたら現代文が得意な人は感覚的にわかるかもしれませんが、苦手な人にとっては意外と知らない解法の原則なのです。

こうした問題パターンごとの解き方の原則が書かれている教材は本当に貴重です。本書を使えば、これまでなんとなく感覚的に解いていた現代文を、論理的に解くことが可能となるのです。

 

 

 

小論の解法を学ぶには不十分

ただ、残念なのは本書では、解き方の原理原則は主に評論に偏っています。小説については不十分なんですね。もちろん小説も感覚的に解くのではなく、評論と似ている要素が多いので、小説の読み方さえ気をつければ、解き方は評論に準じてもいいのかもしれません。でも現代文が苦手なペンペン先生としては小説に特化した解法の原理原則を学びたいんです。その内容が本書には欠けているんですね。

 

 

では次の課題をどの教材で克服したらよいのか。残念ながら現時点では小説の解法の原理原則が書かれている教材がありません(見つけていないだけかもしれませんが)。現在絶賛探し中です。強いて言うなら「現代文ゴロゴ解法公式集」ですが。これはテクニックに走りすぎていて、解法の原理原則とはいえません。もし良い教材を知っていたらぜひ教えてください!!

ということで、現代文は本書の次に使うべき教材はスキップします。小説の解法の原理原則も学ぶことができたと仮定して進めていきたいと思います。

では🐧










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